新築マンションと中古マンション購入するならどっち。違いを分かりやすく解説!

最新の設備や間取りが選べるのが魅力の新築マンション。対して中古マンションのメリットは物件の多さや価格差です。買うならどっちが得かここでは住み心地 間取り 設備仕様 安全性 維持費など実際に住んでみると実感できる違いについて解説します。

 

住み心地

新築マンションのメリットは遮音性や断熱性の面で向上し住み心地が良くなっていることが挙げられます。

壁や床は年々厚く頑丈になり、断熱材の性能も上がっています。窓のサッシもペアガラスにより断熱性が上がり遮音性にも効果があるため、夏涼しく冬暖かい室内環境を手に入れることができます。

中古マンションでよくある悩みが冬の底冷え。サッシのガラスを通して冷気が忍び込み部屋の中に溜まると、エアコンをつけてもなかなか足元まで暖まってくれません。

床が薄かったりコンクリート内の配筋が少ない中古マンションでは、上階や隣住戸の物音が伝わりやすいなど住み心地の面でデメリットになることがあります。

資産価値

新築中古を問わず資産価値はそのまま販売価格に反映されています。

基本的に建物が新しい新築の方が高めですが、駅に近い、利便性が高い、周辺環境が整っている、人気のエリアにあるなど立地条件が良い場合、中古マンションの方が高い価格で売られていることもあります。

マンションは通常、便利の良い場所から順に建てられていくので、築年数の古いマンションの方が立地条件が良いことがよくあるのです。

お手持ちの不動産を売却する際も立地条件は同じように重要です。

新築マンションは何もない土地にまったく新しい建物を立ち上げる必要があるので、用地取得から企画、設計、建設に多大なコストがかかる分価格も高くなります。

また、中古マンションに比べ供給数が圧倒的に少ないので、希少性という面で新築の方が割高になることがあります。自動車と同じですね。

値下がり幅の面でも中古マンションに利があります。築年数のたった中古マンションはある程度値が下がったところで落ち着くので、購入後に大きく値下がりすることは少なくなります。

販売価格は広さや階数によって変わるので、より正確に価値を判断したい場合は1平米単価や坪単価を算出して比較すると良いでしょう。エレベーターのあるマンションでは一般的に上層階の方が価格が高い傾向にあります。

間取り

新築マンションの間取りは快適かつ高効率。カウンターキッチンを採用したLDKスタイルで16帖以上の広さが標準。

天井高は2.4m以上あり開放感があります。玄関とバルコニー以外はフルフラットで徹底してバリアフリーに作ってあります。

対して中古マンションはレイアウトや設計が古典的なものが多く、水回りや廊下、バルコニーなどが極端に狭いものがあります。

梁が部屋の中に張り出していたり天井高が低い物件は圧迫感があります。

設備仕様

設備仕様の面では新築マンションに分があるのはいうまでもありません。

最新スペックの新品がキッチンなや水回りをはじめ、セキュリティに配慮された玄関ドアまで至るところに設置されているので驚くほど便利で快適な暮らしが可能になります。

スマホからエアコンや照明、給湯をコントロールできるIoT(Internet of Things)も標準装備しています。

中古マンションの場合、既存の古い設備に住む人が合わせて暮らす必要が出てきます。築15年なら15年前の暮らし方を強いられるわけです。

リフォームしたり一度解体してリノベーションする方法もありますが、サイズ感(モジュール)や仕様、規格が古すぎる場合、希望の設備を導入できないこともあります。

諸費用

物件の購入価格以外に必要な費用を諸費用と呼びます。購入に関するもの、住宅ローンに関するもの、入居に関するものがあって、税金や保険料、手数料の支払いが引き渡しまでに必要です。

一般に新築マンションで物件価格の約3〜5%、中古マンションで物件価格の約6〜8%程度と言われています。

新築のみにかかる費用として修繕積立基金と管理準備金があります。

中古マンションには仲介した不動産会社に支払う仲介手数料があります。これは【物件価格×3%+6万円+消費税】を上限とするもので、これが必要な分、上記のパーセンテージが中古マンションの方が高くなっています。

ローン

マンションを購入するほとんどの方が利用するのが住宅ローン。新築でも中古でも利用できます。

住宅ローンを利用する際一番問題になるのが「審査に通るかどうか」です。

申し込んだ方の年収や年齢、勤続年数が審査基準になることが一般的ですが、他にも健康状態や他の借り入れがあるかないかなど多岐にわたり、年々審査基準が厳しくなっているのが現状です。

しかし住宅ローンはもともと「無理のないお支払いでマイホームを購入することを促進」するためにあります。

シフトライフはマイホームの夢を一人でも多く人々に叶えていただけるように審査通過を全面的にサポートしています。

実際に一度審査に落ちた方に対し家計改善をアドバイスしたり複数の金融機関に掛け合うなどのサポートにより、審査を通過した実績もあります。

なお、国土交通省は住宅ローンを利用する人を対象に住宅ローン控除(ローン減税)を行なっています。

住宅ローン控除とは借りている金額の一定割合が所得税から控除される仕組み。控除は10年〜13年続きます。

維持費

マンションを維持管理するために、管理費や修繕積立金を毎月納入する必要があります。他に駐車場使用料や駐輪場使用料、ルーフバルコニー使用料などがあります。

新築マンションの場合、管理費と修繕積立金が一番安く設定されている状態で購入できるメリットがあります。

中古マンション、特に完成から年月が経った物件を見ると、管理費と修繕積立金が驚くほど高いものがあるので、「高すぎる!」とびっくりされた方も多いでしょう。販売価格だけで判断しないで維持費を含めた月々の支払いをシミュレーションしてから選ぶと良いでしょう。

地震の多発や異常気象などにより建築当時は予測できなかった補修が必要になってきているのが、中古マンションの維持費が高い一因となっています。外壁を補修しているマンションをよく見かけるようになりましたね。

安全性

毎日を過ごす住まいの安全をおびやかされたくないのは誰もが同じ。

身近な安全性を確保するのに必要な要素としては
「防犯」「防音」「断熱」「衛生」

長期的な視点に立つと
「耐候」「耐震」「耐久」などがあります。

新築マンションはこの7つの要素に関して日進月歩で進化しているといっても過言ではありません。外界との接触をできるだけ遮断して安全なセルを造り、その中に住まいを構築できるのはマンションの最大のメリットなのです。

中古マンションではエントランスが常時開放、駐車場にチェーンゲートがない、防犯ガラスを使っていない、生活音がよく響くなど日常的なデメリットや、夏暑く冬寒い、旧耐震構造である、修繕費がかさむなどの構造的デメリットがあります。

これさえあれば・・・が多い中古

理想をすべて叶えてくれるマンションを手に入れることは新築でも中古でもなかなか難しく、何か一つは不満があるものです。

新築マンションでは建物内に関して購入客のニーズやトレンドを把握しマンションづくりに活かしているので、不満が出ることはほとんどなく、あるのは職場や学校からの距離など立地に関することが多いです。

間取りに不満がある場合、シフトライフではメニュープランだけでなく別注による変更にも柔軟に対応しているので、逆に満足度の方が高いと評価いただいています。

中古マンションでは多くの物件から選べるので立地に関する不満は少ないものの、建物への不満が多く出る傾向にあります。

間取りから設備全般にわたり古さや時代を感じさせる部分があるので「これがあればいいのに」と不満に思う点が多く出てきます。

建設当時の価値観と今の価値観の大きな違いを感じるのは「駐車場の広さ」。

新築マンションでは駐車スペースを広く確保し、そのマンションの総戸数以上の駐車場を用意するのが標準です。

例えばアメイズマンションネオス山鹿中央通では住戸数48戸に対してそれより36台多い84台分の平面駐車場を用意しました。そうすると48戸中36戸のオーナー様は一家で2台分の駐車場を使えることになり、車移動がメインの山鹿市では大変喜んでいただけました。

中古マンションでは駐車場を総戸数分確保できていない例もあり、空きが出るまで近隣の月極駐車場を利用することになるので余分な出費となります。

 

アメイズCLUB会員募集 物件情報をいち早くお届け